江之浦測候所 [ 神奈川県小田原市 ] ⑤ Enoura Observatory, Odawara, Kanagawa ーー現代芸術家 #杉本博司 の集大成は“庭園”。古寺社や大名ゆかりの歴史的石造物
江之浦測候所 [ 神奈川県小田原市 ] ⑤ Enoura Observatory, Odawara, Kanagawa ーー現代芸術家 #杉本博司 の集大成は“庭園”。古寺社や大名ゆかりの歴史的石造物や建築が点在し、現在も作庭が続く庭園。 …… 続き。 ■春日社~竹林エリア 2020年に拡張された“竹林エリア”。斜面中ほどにある春日社社殿⛩は奈良の国宝寺院『円成寺』の春日堂を採寸し写したもの。(御霊分けされるのは2022年) . 現在も蜜柑の香りがするその先には古道具が展示された“化石窟”や竹林を背景とした被爆宝塔(の塔身)、京都・細見美術館を開いた細見古香庵が収集した石仏群、片浦稲荷大明神、杉本博司自身のアート作品“数理模型0010”も。 . …ってな感じでだいぶ端折っているけど、見どころたくさん&現在進行形で拡張が進められている江之浦測候所。 点在する石造物の由緒から見ても近年では他に類を見ない規模の“庭園”なのだけど、アートや建築文脈で語られている例はあっても庭園文脈で書かれた文章ってたぶん見たことがない。 . 個人的に思うことは。文字にすれば“由緒ある”古美術の数々であっても、前庭を潰してカーポートが作られる時代ではそれらを“欲しい”と思う人は少なくなってきているんじゃないか。 . 実業家が数寄者になることステータスだった時代では無くなっている中で、これらの石造物も近代・昭和のように実業家同士の手を渡り歩くのではなく、『新しい価値を吹き込んでくれる』(活用されることを祈って)現代芸術家の手に渡ってるんだろうなあ、と。 . “この人が良いって言うから良いんだろう”という存在がいつの時代だって必要。それが杉本博司であり、時には杉本さんと親交のある櫻井翔さんであったり。 マニア好みではなく、人を選ばず伝えられるポジションの人…もしかしたら庭園や茶室、石造物においてそのポジションを彼らのような方々が取っていくのかもなあ――と測候所を歩きながら感じた。表現者と同時にキュレーションの才能が感じられる庭園、今後の展開にも期待。 . (たとえば、重森三玲も"表現者"として語られることが多いけど、"庭園研究家"というマーケティングリサーチの期間があって、"京都ではない"各地の庭園の良い所をキュレーションして産み出されたスタイルという所もあると思う。菅田庵のような露地を好んだり青石に傾倒した所とか。) ・・・・・・・・ おにわさん紹介記事: https://oniwa.garden/enoura-observatory/ ーーーーーーーー #sugimotohiroshi #hiroshisugimoto #japanarchitecture #japanesearchitecture #japanesegarden #japanesegardens #jardinjaponais #japanischergarten #jardinjapones #jardimjapones #японскийсад #japanlandscape #japaneselandscape #landscapedesign #japanmuseum #建築デザイン #日本庭園 #庭園 #庭院 #庭园 #現代アート #現代芸術 #現代美術 #新素材研究所 #おにわさん #oniwasan (江之浦測候所) https://www.instagram.com/p/CUru2qBrdpc/?utm_medium=tumblr -- source link
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